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看護師スキルアップが望める資格
看護師スキルアップが望める資格

看護師スキルアップが望める資格

看護師としてある程度経験を積むと、自身のスキルアップを望む人は少なくありません。看護師のステップアップにつながる資格はたくさんあります。まずは興味のある分野から、資格の取得を目指してみてください。ここでは、近年注目度が高まっている資格について紹介します。

看護師としての専門性を高める

看護師としてさらに専門性を高めたいのであれば、「専門看護師」や「認定看護師」を目指しましょう。認定看護師は、特定の分野における高度な知識や看護技術を持った看護師を認定する資格です。「がん化学療法看護」「緩和ケア」など21の分野に分かれており、看護の実践役であると同時に、看護職の指導役や相談役としての役割が求められます。専門看護師は、「老人看護」「小児看護」など13の分野に分かれており、知識や看護技術を備えていることを認定する資格です。実践役や相談役のほか、看護職に対する教育、ケアに携わる人々の調整、倫理的な問題の調整などを担います。特定の医療分野のスペシャリストを目指すのであれば、認定看護師が適しています。一方、患者の看護に加え、家族を含む包括的なケアや地域医療等への貢献を目指す場合には、専門看護師資格の取得が理想的です。

介護施設で介護マネジメントに携わる

介護福祉施設で勤務する看護師の中には、介護に関する専門資格「ケアマネジャー」を取得する人もいます。正式には「介護支援専門員」といい、介護保険法に準じて要介護者の心身にあったケアプランを作成する役割を担います。資格を取得するには、各都道府県が実施する「介護支援専門員実技研修受講試験」に合格しなくてはいけません。また受験するためには5年以上の実務経験と、医療・福祉系の資格を取得していることが必須です。試験合格後、実務研修を経て、認定証が交付されます。

保健師として公共機関で健康・保健指導を行う

看護師から保健師を目指す人も多くいます。保健師とは、各市町村の保健所や保険センター、企業や学校などで、地域住民に対して予防医療や保健指導を行う仕事です。保健師になるためには、保健師の国家試験に合格しなくてはなりません。受験するためには、看護師の資格を所持していること、保健師の学校を卒業していることなどの条件があります。